身体が凝ってるなぁ、疲れたなぁと感じたらストレッチをしてひと息入れたり、また整体の施術を受けたりするする方もいらっしゃると思います。
今回はこの2つの違いについて具体的にどんなものがあるのか見ていきます。
整体とは
日本には古来から伝わる「手技療法」と呼ばれるものがあり、主に素手で身体機能に働きかける整復マッサージやあん摩マッサージ指圧やなどのことを指しています。これらの手技療法に、西洋から伝わったオステオパシーやカイロプラクティックなどが組み合わさったものを「整体」と呼んでいます。
・アプローチする箇所
関節など骨格の歪みなどにアプローチをし矯正していきます。筋肉や神経などの改善効果は副次的なもので直接アプローチをしているわけではありません。
ストレッチとは
筋肉の状態を良好に維持するために、筋肉そのものを引っ張って伸ばすことを「ストレッチ」といいます。伸ばすことで固まらずに、または硬くなって筋肉を伸ばすことで柔軟性高めることで筋肉の可動域を広げたり、筋肉機能を改善し身体状態、精神状態を改善していきます。
・アプローチする箇所
骨格を動かすための筋肉「骨格筋」にアプローチをし身体の動きを改善していきます。骨格などへの施術は行いません。
整体とストレッチを組み合わせる
それぞれアプローチする箇所が異なり現れる効果も異なりますが、整体とストレッチを組み合わせた「ストレッチ整体」ならそれぞれのメリットを一度に取り入れることが出来ます。身体の状態をしっかりと把握することでき、またどちらの施術に対しても知識や経験のある施術者でないとかえって体にダメージを与えてしまう可能性もあるため、気になる方は事前に詳細を確認することをおすすめします。
まとめ
整体は手技によって他人からの施術を受け、骨格の歪みやズレにアプローチをして身体の不調の改善を図り、そしてストレッチは自身で筋肉を伸ばしていくことで可動域を広げ、柔軟性を持たせて正しく身体を動かせる状態を目指すことができます。簡単に取り入れやすいのはちょっとした隙間時間でもしやすいストレッチでしょうか。不調に改善がみられなければ整体に行ってみるなど、二段階で身体を整えてみるのもよいですね。
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